レーザを使って金属表面を急速過熱し、その後冷却をさせることで、表面層を硬化させる熱処理技術です。
レーザ焼入れは、非レーザ技術と比較して、局所的な過熱が可能で、かつ非接触で行えるため、様々なアプリケーションで利用されています。
金属を固くするってどんな用途があるの?
例えばギアのように、金属同士が接触するような部品の場合、摩耗は避けられません。
この摩耗を少しでも抑えるために、接触部分を硬化させるのが焼き入れ加工です。
炉の中に入れてしまえば全体を一気に加工できるから早いんじゃない?
そうなのですが、炉に入れた場合、温めたくない箇所まで温めてしまうことになります。
また、カーボンニュートラルの観点からもあまり良い加工方法ではありませんよね。
光学部品がレーザ光を吸収し、光学部品上に熱が発生すると、光学部品の屈折率や形状が変化し、熱レンズ効果が発生します。
当社では、光学部品表面に汚れが付着し、レーザ光を吸収しても熱レンズ効果が起きない特殊な材料の光学部品を取り揃えています。
保護ガラス、レンズなど様々な光学部品のご提供が可能です。
ファイバレーザにはQBHやQDのようなコネクタよりレーザ光が出射されます。ファイバレーザ用コリメータは、これらコネクタを接続可能なコリメータです。熱レンズ効果抑制光学部品での製作も可能です。
様々な焦点距離のコリメータを取り揃えております。
キロワットクラスの高出力レーザの場合、適したビームエキスパンダがないため、倍率を変える際に光学部品の交換が必要となり、手間がかかるだけでなく、コンタミによる光学部品へのダメージといった深刻な問題の原因となります。ズームコリメータは焦点距離可変の高出力ファイバレーザ用コリメータです。
レーザを使った特殊な方法でレンズアレイを製造しています。レーザを使うことでレンズアレイを自由に描画することができ、入射するあらゆるビームをご希望の形状に変換できます。トップハットビームやドーナッツビームだけでなく、厚板の切断に最適なリングビームやブレージングに最適な矩形トップハットビームなどあらゆる形状に対応します。
完全空冷で最大120kWのレーザ出力測定が可能です。短時間での計測が可能です。BluetoothインターフェースによりAndroidデバイスを表示器として使用することもできるため、装置内での計測であっても手間なく計測することができます。
Cube同様に、完全空冷で高速な計測を提供します。PMMは産業用バスを搭載可能なパワーメータで、製造現場内で上位のコントローラと通信をしながら自動計測を行うことができます。
パワーモニタは入射する光を放物面ミラーで集光、拡散し、吸収帯への負担を減らすことで最大25kWのレーザパワーを高密度で計測することが可能なパワーメータです。フォーカスモニタと一緒に使うことで、ビームプロファイルとパワーの計測を同時に実施することができます。
コンパクトパワーモニタは水の物性を利用したカロリメトリック方式パワーメータです。熱電対を使うサーモパイル方式と比べ、故障リスクが低く、再現性の高いパワーメータです。高出力パワー計測用でありながら非常にコンパクトなパワーメータです。
ポケットモニタは非常にコンパクトで低価格な簡易パワーメータです。持ち運びに便利でかつ冷却なしでの計測を実行できるため、サービスマンに最適なパワーメータです。
ECパワーモニタはセルフキャリぶれしょん機能を搭載した安定型パワーメータです。EC-PMを基準機として社内のパワーメータの管理などにご使用いただけます。
フォーカスモニターは高出力レーザの集光ビーム計測に最適です。集光点だけでなく集光過程のビーム強度分布やビーム径計測が可能で、集光角、集光特性を示すM2やBPPを計測することができる計測器です。ピンホールタイプであるため、高出力レーザの集光ビームを減衰なしで計測することができます。
ビームモニターはコリメートビームやレーザ焼き入れで使う大きなビームの強度分布、ポジション、サイズ、対称性などを計測します。最大50kWまでの高出力レーザを減衰なしで計測可能です。
フォーカストラッカーは、高出力レーザのフォーカス位置を高いサンプリング周波数でモニタリングするツールです。これによりフォーカスシフト量、フォーカスシフトの時間変化を調べることが可能です。
目に見えない近赤外の光を可視化するツールです。
レーザ加工時に発生するヒュームや塵、有害なガスを吸い取ります。オペレータの健康被害を防ぐだけでなく、安定したレーザ加工にも重要な役割を果たします。