DMCレーザー加工ソフトウェアは、Gコードを生成する代わりに、メーカーの.dllファイルを使用して位置決めステージを直接制御します。そのため、制御は常に正確で、追加の後処理、校正、アップロードは必要ありません。実行をクリックするだけで、モーションが実行されます。サポートハードウェアはこちらをご参照ください。ご要望に応じて、対応コントローラを追加できます。
自動モーションコントロールに加えて、手動ジョイスティックも利用できます。
ジョイスティックを使うことで、リニアおよびロータリーステージを、予め設定した速度、ジョグ距離で任意に制御することができます。速度およびジョグ距離は+/-ボタンで簡単に変更できます。X,Y,ZステージはPCのキーボードからも操作できます。
また、ジョイスティックには4つのプリセットポジションがあり、特定の位置をプリセット可能です。
軸外カメラを使用する場合、レーザーとカメラの間の移動はワンクリックで行うことができます。これにより、加工内容を素早く評価することができます。
ジョイスティックはレーザー照射のON/OFFもできます。
DMCは2軸/3軸のガルバノスキャナを制御します。
ディレイテーブルやスカイライティングなどの機能はDMCに実装され、簡単にアクセスできます。
大きなオブジェクトは、ガルバノスキャナのスキャンフィールドに収まるように小さなオブジェクトに分割され、スティッチング機能により、ガルバノスキャナとステージを組み合わせた動作が可能です。小さなオブジェクトは、穴あけなどのために、ガルバノスキャナのスキャンエリア内において、ステージによって自動的にセンタリングされます。また、オブジェクトがガルバノスキャナのエリアから外れている場合、ステージが自動的に移動して、その対象物に合わせることができます。
サポートハードウェアはこちらをご参照ください。ご要望に応じて、対応コントローラを追加できます。
レーザー光源は、モーションコントローラ出力(例:RTC4/5、Aerotech PSOチャンネル、ACS PEGなど)からトリガーできます。トリガーは、設定された周波数または位置ベースで行うことができます(Aerotech PSO、ACS PEG機能など)。
この機能をサポートするレーザー光源では、DMCからのアナログ出力で出力を制御できます。
周波数、波形、パルス時間、波長などの完全なレーザー制御も実装可能です。新しいレーザー光源をサポートするためのプラグインを記述するAPIも近い将来リリースされる予定です。
サポートハードウェアはこちらをご参照ください。ご要望に応じて、対応コントローラを追加できます。
シリアルポートツールを介して、DMCレーザー加工ソフトウェアから周辺機器を制御することができます。
接続パラメータを選択し、通信コマンドを入力します。また、このようなコマンドはレシピ内で使用できます。
DMCは、システム上の様々なデジタルおよびアナログI/Oを制御できます。これらは直接制御することも、レシピにコマンドを追加することもできます。
また、頻繁に使用されるI/O(真空チャック、照明制御など)は、リボンメニューのトグルボタンとして設定できます。
DMCでは様々なカメラがサポートされています。これらのカメラは、サンプルの可視化、アライメント、オートフォーカス、システムキャリブレーションツールなど、様々なマシンビジョンタスクに使用されます。
サポートハードウェアはこちらをご参照ください。ご要望に応じて、対応コントローラを追加できます。
DMCでは、自動フォーカス位置検出やプロファイル測定のための距離センサー、高さセンサー、レーザーパワー計測用のパワーメータなど様々なセンサーがサポートされています。