DMCソフトウェアでは、DXF、DWG、Gerberファイルをインポートし、レーザー切断、エッチング、アブレーション、その他の2D、2.5Dアプリケーションの準備を行えます。
より効率的な加工を実行するために、すべてのオブジェクトは、線や円弧としてインポートされます。Gerberファイルのインポートは、元のトラックライン幅を保持します。
インポートしたオブジェクトはサイズや位置の変更が可能です。加工する場所にドラッグするだけの簡単オペレーションで位置指定ができます。
また、ハッチングを使用して、オブジェクトを塗りつぶすことが可能です。
STLファイルをDMCレーザー加工ソフトウェアにインポートして、レーザー積層造形や深彫りレーザー彫刻に使用することができます。
DMCは、STLファイルをスライスおよびハッチングし、レイヤーごとに加工するための2.5Dデータに変換することが可能です。
64ビットアーキテクチャを採用したDMCは、大規模で複雑なSTLファイルを非常に高速に処理することができ、高度なスライスおよびハッチングアルゴリズムにより、400万トライアングルを含む300MBのファイルを1分以内にスライスすることができます。
さらに、欠陥のあるSTLモデルは、DMCのスライス修復ツールを使用して修復することができます。
DMCは、レーザー穴あけ加工用のNCドリルファイルのインポートが可能です。
ビームスポット径を補正するオフセットにより、ビアホールサイズを調整します。
ヘリカル加工またはレイヤーバイレイヤー加工のいずれかを使用することができ、ヘリカルモードでは、Z軸は常に移動し、XY軸は円を描きます(螺旋起動)。レイヤーモードでは、Z軸を指定されたステップサイズだけ動かして穴あけ深さを深くする前に、設定された回数のドリルを繰り返します。
ステッチングツールを使用して、各穴をガルバのスキャナの中心に合わせます。
DMCソフトウェアでは、線、円、円弧、長方形などの単純な図形からポリラインやポリゴン形状を簡単に描くことができます。手で描いたり、サイズや位置の正確なパラメータを追加したりできます。
すべての閉じた図形には、ハッチングの種類(ライン、クロスハッチング、ドット、輪郭)を指定できます。
レーザ加工スピードやレーザーパラメータを、各シェイプ、シェイプのグループ、またはレシピ全体で選択します。
DMCレーザー加工ソフトウェアでは、インポートまたは描画された閉輪郭のオブジェクトにハッチングを施すことができます。
DMCには、ライン、クロスハッチング(最大5角度)、ドット、輪郭などいくつかの異なるハッチングモードがあります。どのモードでも、元の輪郭を削除したり、ビームスポット補正のために輪郭やハッチングのオフセットを追加することができます。
また、ライン、クロスハッチング、ドットの各モードでは、ハッチングの角度を変更できます。
加工レシピにテキストを簡単に追加できます。
DMCはWindowsでサポートされているフォント、太字、斜体、下線、取り消し線機能をサポートしています。
数式や変数も{}を使用して、テキスト内で使用、解釈することができます。例えば、「speed = {v} mm/s 」という行があり、「v 」は値50の変数で、「speed = 50 mm/s 」という結果を返します。この関数は、研究開発において特に有用で、プロセス・パラメータをオブジェクトの近くにマークして、後で参照することができます。