第三十四回メールマガジン

第三十四回メールマガジン(2025年7月31日発行)

 

●●●目次●●●
1.ご挨拶
2.スリットスキャン式ビームプロファイラ
3.スポットビームプロファイラ
4.Laser World of Photonics 2025レポート

 

 

1. ご挨拶

厳しい暑さが続いていますが、皆様お元気にお過ごしでしょうか?
水分をしっかりとり体調管理に気を付けてください。
さて、今回は恒例のLaser World of Photonics 2025レポートがございます。
今回からはメルマガには情報を載せず、ご希望者だけにお配りするシステムに変更させていただきました。ご面倒をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いします。
今回も最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

 

2.  スリットスキャン式ビームプロファイラ


当社ではフォーカスモニタマイクロスポットモニタなど、PRIMES社のビームプロファイラを販売しています。
これらは高出力レーザの集光ビームを減衰なしで計測することができる優れた製品です。
しばらく前から、「そこまで高出力でなくてもいいからもう少し安くて小さなビームを測定できる製品はないですか?」というお問い合わせが多かったため、当社でもスリットスキャン式ビームプロファイラを取り扱い始めました。

 

 


スリットスキャン方式のビームプロファイラは、計測するビームをスリットが横切りながら計測を行います。
スリットの先に受光素子があり、スリットを抜けた光を受光します。
受光素子にはいる前に、多くの光はスリットでカットされるため、カメラ型のビームプロファイラと比較すると高出力のレーザのダイレクト計測が可能となります。

 

使用するスリットは非常に細いもので、測定分解能はサブミクロンレベルになります。
詳細は製品ページをご参照ください。

 

今後、デモ機等をそろえていきたいと思いますので、ご興味のある方は是非お問い合わせください。

 

 

3.  カメラ式集光ビームプロファイラ


2でスリットスキャン方式のビームプロファイラをご紹介しましたが、こちらはカメラベースのタイプです。
PRIMESのMSMのようにkWクラスのビームの計測はできませんが、低価格でコンパクトなところが特徴のビームプロファイラです。

 

集光ビーム用プロファイラは、カメラの前に減衰器と拡大光学系をとりつけた製品で、倍率は最大50倍、1umのビームを計測可能です。
拡大光学系の倍率にもよりますが、最大10Wのレーザの計測ができます。

 

拡大光学系がないタイプは100umのビームは500W、50umは300W、20umは200Wまで計測が可能です。

 

詳細は製品ページをご参照ください。

 

 

4.  Laser World of Photonics 2025レポート

だいぶ時間が経過してしまいましたが、6月にミュンヘンで開催されたLaser World of Photonics 2025に行ってまいりました。
今回は2日半という短い期間で、打ち合わせが多かったということもあり、あまり見れていないのですが、レポートをまとめましたので、例年通りご希望の方にお配りします。
内容が薄かったら申し訳ありません。
レポートをご希望の方は以下よりご連絡をお願いします。

 

 

 

編集後記

高校野球が熱いですね。私の家にも高校球児がおりまして、先日まで県予選を戦っておりました。
灼熱の太陽の下であのような力の入ったプレーを連発する姿は本当に刺激になり、仕事へのモチベーションにもなります。
さて、今年のお盆休みですが、弊社は12~15日の4日間となります。
私のお盆休みは、ジョッキ片手に高校野球というお決まりのスタイルとなりますが、フルパワーで戻ってまいりますので、引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いします。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。