DMCのレシピプレビューウィンドウにカメラ画像を表示できます。カメラ画像は、位置決めステージやガルバノスキャナーの座標系と一致するように校正されているため、加工軌跡は加工されるサンプルのビューと一致します。
DMCレーザー加工ソフトウェアは、複数のカメラをサポートしており、全体を見渡すためのカメラと、小さな形状を高解像度で見渡すためのカメラを装置に搭載できます。
カメラは同軸でも軸外でも校正できます。軸外カメラを使用する場合、マウスを1回クリックするだけで、サンプルをレーザーとカメラの間に移動させることができます。
DMCマシンビジョンモジュールには、システムで使用するカメラのオートフォーカス機能があります。
ユーザーが選択したステージ(デフォルトではZ軸)を移動することで、選択したカメラのフォーカス位置が検出されます。フォーカスは、設定された範囲全体を連続的にスキャンするか、スモールステップでフォーカスの改善を探しながら見つけることができます。
DMCのマシンビジョンモジュールは、アライメント機能を提供します。
いくつかのアライメントモードがあります:
Manualモード:加工軌跡をドラッグしてサンプルビューと一致させます。
Manualモード:オペレータがカメラ画像でリファレンスポイントを選択します。
Simpleモード:マシンビジョンがユーザー設定画像の位置を検出。
Advancedモード:マシンビジョンが設定されたパターン(クロス、エッジなど)を検索します。
アライメントは1つから4つのアライメントマークを使用して行うことができます。アライメント後、全てのレシピはサンプルの変位誤差に合わせて自動的に回転・平行移動されます。
カメラビューのスティッチングが簡単に行えます。ユーザーは見たいエリアを指定するだけで、DMCが自動的にステージを移動し、すべての画像をキャプチャして合成します。